年末年始を利用してMacのOSをEl CapitanからSierraにアップデートしました。その際、クリーンインストールを行ったので、今後のために移行の手順をメモっておくことにします。まずはMacを初期化する前にやったこと編。
ちなみに、私の場合基本的にシステムに関わるものやアプリケーション固有のものなどをのぞいたほぼすべてのファイルをDropBoxに保存しているので、ファイルのバックアップなどは最小限になっています。通常の場合であれば、諸々のファイルのバックアップも必要だと思います。その辺は自分の環境に合わせて適宜バックアップをとってくださいね。
iTunseの認証を解除
iTunesを起動してメニューバーにある「アカウント」をクリック。「認証」の中にある「このコンピュータの認証を解除」をクリック。
iTunesからサインアウト
iTunesを起動してメニューバーにある「アカウント」をクリック。「サインアウト」をクリックするだけでOK。
iMessageからサインアウト
メッセージアプリを起動してメニューバーにある「環境設定」を選択。iCloudのアカウントを選択して「サインアウト」をクリック。
Atomにインストールしているパッケージをメモっておく
あとでパッケージを入れ直すことになるので、今インストールしているパッケージを調べてメモっておく。ターミナルでapm list packages
を実行するとリストで表示されるのでこれをメモ帳とかにコピペしておくと便利。
$ apm list packages
Community Packages (24) /Users/xxxx/.atom/packages
├── atom-beautify@0.29.14
├── atom-dark-ui-slim@0.47.1
├── autoclose-html@0.23.0
├── autocomplete-paths@1.0.5
├── color-picker@2.2.3
├── editorconfig@2.0.5
├── emmet@2.4.3
├── file-icons@1.7.25
├── highlight-line@0.11.1
├── highlight-selected@0.11.2
├── linter@1.11.18
├── linter-csslint@1.3.3
├── linter-eslint@8.0.0
├── linter-scss-lint@3.0.4
├── pigments@0.37.0
├── platformio-ide-terminal@2.2.2
├── pretty-json@1.6.1
├── project-manager@3.3.3
├── regex-railroad-diagram@0.16.0
├── script@3.13.0
├── split-diff@1.1.0
├── sync-settings@0.8.0
└── trailing-spaces@0.3.2
MAMPのDBをバックアップ
開発にMAMPを使っているのでこれのdbもバックアップをとっておきます。ターミナルを立ち上げて下記の作業ディレクトリまで移動。
$ cd /Applications/MAMP/Library/bin/
移動後に下記のコマンドを実行してmysqlにログインします(デフォルトならパスワードはrootのはず)。
$ ./mysql -u root -p
ログイン後(左側に「mysql>」が出ている状態で)、show databases;
を実行し、いま現在MAMPに登録されているDBの名前を確認します。
DB名を確認したらexit;
コマンドでログアウトし、下記のコマンドで特定のdbのバックアップを取得します。
$ ./mysqldump -u root -p 【DB名】 > 【保存先のパス(例:/Users/xxxx/Desktop/db_backup.sql)】
これでOK。
セキュリティソフトのアンインストール
ESETのライセンスを抜いておく。公式サイトの説明にアンインストールをするとライセンスも自動的に削除されると書いてあったのでその通りに。ESETのサイトからインストーラーをダウンロード。ダウンロードしたファイルの中に「アンインストール」が含まれているのでそこからアンインストールを実行すればOK。
iCloudからサインアウト
システム環境設定を立ち上げてiCloudを選択後、サインアウトをクリック。
設定ファイルを外付けhddなどに保存しておく
新しいMacで速やかに設定を行えるよう、下記のファイルも避難しておくと良いです。特にサーバ接続などに使う鍵ファイルは紛失すると二度とサーバにアクセスできなくなることもあるので必ずバックアップをとっておくように。
- .sshフォルダ丸ごと
- /etc/configファイル
- 鍵ファイルなど